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ここは俺の日記帳

Vagrant はじめました

田中さんから聞いた Vagrant と言うものについて調べ始めた。
仮想環境を設定ファイルで構築し、あらゆる場所で同じ環境を
“簡単に”再現できるらしい。 
手間は省けるしメンテもしやすい。いわゆる「俺の環境では動いたよ!」
ということも防げる。

チュートリアル

早速公式のチュートリアルをなぞってみる。
"Getting Started" の項で、vagrant upを実行すると
「完全に稼働している Ubuntu を手に入れたことになる」
と記述されているが、それらしいモノは何も表示されない。
(コレについては "Up and SSH" の項で明らかにされている)

しかし、VirtualBox を立ち上げてみると確かに Ubuntu が稼働中になっている。
そしてvagrant sshでログインできるとも記述されている。
しかしログインしている様子は無い。 試しにlsコマンドを
実行してみても有効なコマンドとして認識されていない。

これは SSHクライアントが見つからないことが原因で、sshコマンド
実行後のメッセージは「 Cygwin か何か入れるなり、PuTTY 使え」と言っている。

パスワード

PuTTY を使ってログインを試みるもパスワードが分からない。
ここまでのチュートリアルで見落としがなければパスワードのパの字も
出てきていない。 web で調べると下のページで
http://d.hatena.ne.jp/reiki4040/20130520/1369063570

ユーザ名とパスワードはvagrant

という記述を見つけ
試してみると見事ログイン成功。 ありがたや。
しかしこのパスワード、Linux では「パスワードを設定しないとユーザー名と同じに
なる」みたいなルールがあるかと思って調べてみたけどそうでもないような・・・
チュートリアルの説明不足なのか俺の知識不足なのか。 説明不足なら
ドハマりしそうなポイントな気がする。

UI

上の方でvagrant up後に何も表示されないと記述しているが、
Up and SSH の項によると、UI 無しで仮想マシンが立ち上がるという。

同期

仮想マシン/vagrant以下は同期されており、ホストマシンで
自分のお気に入りのエディタで作業が出来る。 すばらしい

プロビジョニング

vagrantfile にプロビジョン行を追加することにより、ソフトウェアのインストール
も自動化できる。

ポートフォワーディング

これはよく分からなかった。 ホストマシンから仮想マシンにアクセスする
追加の選択肢を提供するという。 前半の文を読む限り、ホストマシンの
Webブラウザから仮想マシンの Webページを見れるようにするための設定のようだ。
この辺は俺のネットワーク関連の知識不足により理解が難しいのかな?

始まりと終わり

始まりはいつもvagrant up。 終わりはvagrant suspend, halt, or destroy
違いはその名の示す通り。
・suspend: ホストのディスクを食う代わりに高速な終了&起動。
・halt: クリーンな終了&起動。
・destroy: 全てを消し去る。 再び起動する際は時間がかかる。

他の仮想マシンプロバイダ

VMWare, AWS など、他の仮想マシンプロバイダも利用できる。
利用方法はvagrant up時に引数でプロバイダを指定するだけ。

今日のまとめ

ここまで見てきた限り、すごい便利な事がすごい簡単にできちゃうすごいツールだ。
すごい
メインのマシンもこんな感じで管理できたらマシンの故障時とか買い替え時とか
すごい助かるのに。

それから、英語って文字数多くなりがちだけど、Vagrantチュートリアル
短く簡潔で分かりやすくて良かった。