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ここは俺の日記帳

CakePHP の bake

 

はじめに

公式の bake のページを見ても、bake コマンドの詳しい使い方は書いてない。
Bake screencast https://www.youtube.com/user/CakePHP を見ても
それらしいビデオを見つけられなかった。

Cake 2.x を使っている場合、考えなしに cake bake コマンドを
実行するとシステムの親切が罠になるのでそれに関する注意と最終的な成果を
目にするまでをまとめる。

親切に潜む罠

ゲストで cake bake を実行すると
「 cake がインストールされていない。 cakephp-scripts をインストール出来るよ」
とのメッセージが出る。 言われるがまま実行すると、CakePHP v1.3.7 Console が
インストールされる。 1.x と 2.x ではディレクトリの名前が違うし上手く行かない
だろう。 実際、models ディレクトリなんかが作成された。 現在、モデル用の
ディレクトリ名は単数形だ。

cake はすでにある

展開した cake の中の app/Console に移動し、以下のようにコマンドを実行する。


    ./cake bake all
  

すると対話形式で設定が始まる。

まず利用するテーブルを尋ねられる。 自分は以下のページのテーブルを利用した。
http://book.cakephp.org/2.0/ja/tutorials-and-examples/blog-auth-example/auth.html
他にテーブルを作っていなければ選択肢は 1 しか無いので 1 を入力して enter 。

次に

PHPUnit is not installed. Do you want to bake unit test files anyway?

と尋ねられた。 これは自分が PHPUnit をインストールしていないためで、
それを利用したテスト用のファイルが必要かどうか尋ねている。 テストをする予定があるなら y、
ないなら n を入力して enter 。

以上で bake は終了。 ようこそページを表示しているブラウザのアドレス欄に
使用したテーブル名を複数形で付け足せば成果が見れる。

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